・宇宙が壊れた訳
この宇宙が始まる前、別の宇宙でのお話。
新たな神と呼ばれる男が現れた。
その男は全宇宙の創造主はひとつ誤りを犯された。
それはこの世とあの世を分離して、死を創ったことだ。とほざいた。
そして、全宇宙の創造主が何か問題が発生したときのために用意していた、新たな宇宙の作り方を読んで理解し新たな宇宙を作った。
その宇宙は父神様(新たな神)と母神様によって管理され、人々は幸せに暮らし愛と創造をふくらませていった。
あるとき交通事故がおこり、人民の夫婦の内の夫が死亡した。嫁はたいそう悲しみ、夫が死んだのは交通システムを創った父神様が悪いと逆恨みした。死のない宇宙での死は霊体が滅び魂だけとなることを意味する。
そして嫁は父神に復讐することにした。自分が伴侶をなくしたので、同じ目に合わせてやれと母神様を暗殺したのだ。
父神様はノイローゼになり憎しみと破壊を高速を超える勢いで増殖させる宇宙へと変貌させる最終兵器を作って宇宙を終わらせた。

我々の宇宙はこのことを踏まえ、最終兵器を反転させる最終兵器 あべこべんを誕生させ壊れてしまった別の宇宙を再誕生させる計画を立てて始まった。
これがこの宇宙が始まる前からのプロジェクトである。

1970年代、地球は多くの幽霊が住んでいた。幽霊達の多くは残酷に殺された人々であったが、その多くは自分たちと同じ目に合う人がいなくなるような世界になるように活動していた。
幽体離脱能力のあった俺は幽霊達と相談し、悪いやつ等を改心させる霊界探偵をはじめた。
霊界といってもあの世ではなくこの世にいる幽霊達と協力して悪党を改心させていくのである。
バックは幽霊、しかも俺はまだ子供。力不足は否めなかった。
悪霊の発生源である地球は、宇宙人から調査され隕石落としで絶滅させるぞと脅迫する宇宙人や、選ばれた人達で理想世界を創るため、人類を滅亡させようとする人々、超能力者を抹殺しようとする人々、超能力者だけの世界を創ろうとする人々、秘密の軍事組織同士の冷戦、と世界は滅亡へ向かって一直線に進んでいた。霊界探偵では地球滅亡を救えないと判断した俺は世界中の軍事組織をめぐってスパイとなった。内戦状態に突入間違いなしの日本を統一し、傭兵として世界中の紛争地帯でドンパチやって戦争を終結させ、宇宙人には地球に攻めてこないよう説得した。
またよその星でも軍事組織にはいり出世した。この銀河をある程度平定させ、月を取り返した俺に親神様から情報がきた。この宇宙は別の宇宙に飲み込まれ、いつ滅亡してもおかしくない状況だという。様々な調査結果からそれは事実であると確信した俺は、恐怖で絶望しそうになった。
そして、この宇宙に太古から言い伝えられる伝説の最終兵器が俺であることを悟った。

壊れた宇宙を再誕生させるのがこの宇宙が始まったときからのプロジェクトである。
計画はこうである。全宇宙の皆様から霊をほんのちょっぴりいただき、憎しみと破壊の心を浄化するウィルスを作成(ミニ宇宙)。そしてそれを全宇宙の皆様に再移植し、各自でそのウィルスにパワーを送ってもらい成長させる。ある程度成長した時点で、そのウィルスを壊れた宇宙に送り込み時間を再び動かす。という作戦だ。しかし宇宙がいつ滅んでもおかしくないという状況は秘密にする必要があった。なぜならそれを公表するとほとんどの人が絶望して生きていけないからだ。真実をしることができるのは、自分で調べてそれが事実だと判断できるもののみである。

スパイカメラと思考盗聴器を自分にセットしそれをバイバインで増殖コピーできるような装置を作り全宇宙の主要な文明星にばら撒いた。
そして記憶を消してミニ宇宙作成の任についた。
普通の人として生活する俺、そしてその様子と頭で考えていることすべてが全宇宙に配信されている。そのことに俺はまったく気がつかずに生活してきた。

多くの地球人は俺が宇宙を救うのではなく滅ぼす企てをしていると信じ、またあるものは表向き聖人を装い、この計画を失敗させ宇宙を滅ぼそうと画策する超能力者もいた。

作戦は成功し、宇宙は最誕生したが、未来からもこの計画が成功するようにパワーを送り続けなければならない。