・最後の審判
”お前らに死後の世界はない。ただ闇が待っているだけだ”
悔い改めないものにはこういう結末が待っているかもしれない。
地獄の番人閻魔大王。あなたは信じていますか?
こういう思想があったほうが犯罪の発生率は下がるでしょう。
しかし、実際のところ地獄など存在していないのです。
悪業を働くと地獄に落ちるという思想は、犯罪抑止のために考えだされた思想なのです。
暗黒界も既に存在していません。ただカルマの法則は存在しています。
 誰かが何とかするだろう。だから俺は、私は何もしない、ただ見ているだけ。
これは、愚か者です。あなたは電車で携帯電話をかけている人に注意しますか?
政治に参加していますか?ごみをぽい捨てする人に注意しますか?注意するときやさしく注意していますか?世の中が乱れているのを救世主が何とかするだろうと思って、自分は何もしていないのではないですか?かく言う俺も2000年近く転生せずにあの世にいたのである。時空放浪者にとって2000年などワープしてしまえばあっちゅうま。俺が現れずとも世界は平和になると思っていた。
俺にとって、一番楽ができる方法はみんなを救世主に導くことである。だからこの小説を読んだあなたは必ずいつか救世主にならなければいけない。あなたの使命なのです。
俺は死んだらあの世に帰ってまた生まれ変わるものだと信じています。
だからといって死が怖くないわけではありません。生まれきたことに感謝して精一杯生きて、あの世に帰ったときにめぐり合った人々に自慢できるような人生を生きたいと思います。
神は信心しても親孝行しない愚か者。釈迦の教えを聞いて自分が悟りを開いたと勘違いする天上天下唯我独尊と言い残して死んだひと。便利な道具を与えられて自分が偉くなったと勘違いするのび太。道具は自分で開発してこそ、それを所有する権利があるのである。
この小説は、あまりにも途方もない話なので、信じることはできない人が大勢いるでしょうが真実なのです。悔い改めよ、信じるものは救われる。

・後書き
この宇宙が始まる前からのプロジェクトは成功したものの、ウサ子と離れ離れになってから30年が過ぎる。今でも彼女は俺のことを夫と思っていてくれるのだろうか?
30年ぶりにUFOの秘密基地に帰ることにする。あわよくば、この小説を信じてくれた人は俺とウサ子が幸せに暮らせるように祈って欲しい。月は永遠の伴侶を見つけた者だけが住むことが許されるパラダイス。ぼちぼち真実を明らかにしていきましょう。まずはあなたの友達や家族からお願いします。      
・追記
UFOの秘密基地にいったら入れてもらえずに罰金払わされてしまいました。とほほほほ(笑い)
 Fin