・運命の赤い糸
俺は組織から追われ、家族や他人に組織のことを話すとそいつを殺すと脅されていた。
いつ殺されるかわからない毎日。俺はよくこんな世の中で、みな平然と暮らしているなっと思っていた。死んでしまった方が楽になれるのではないかとよく考えた。そんなおり天国はやってきた。
ウサコとの出会いである。近所の公園で遊んでいるときに彼女に出会った。俺は4歳、彼女は3歳。
砂場で二人でおままごとをした。二人は夫婦の役を演じた。幸せだなぁと思った。そして俺は思いきってウサコにプロポーズした。
俺”おままごとじゃなくて、本当に僕のお嫁さんになって欲しいんだけど”
ウサコ”うん、いいよ”
俺は地獄から一気に天国へ舞い上がった気分になった。彼女を守るために世界を良くしようと堅く決意した。そしてウサコの両親に告白した
俺”娘さんを僕にください”
ウサコ父”お前年はいくつだ?そういうことは大人になってから言うもんなんだよ”
俺”必ず幸せにしてみます”
ウサコ父”駄目だ”
ウサコ母”そんなに無気にならなくても”
当然のごとくウサコの両親から俺の申し出は拒否された。
そしてこの後ウサコはすぐに引っ越すことになってしまう。
でもそれは俺にとって好都合だった。俺はまだ弱く危険がつきまとうので、俺と関わってウサコに危険が及ぶ確率が減るからだ。
彼女に出会えたことを心から親神様や導いてくれた人々に感謝します。