・ 遠足
俺(当時5歳)
今日は保育園の遠足の日、るんるん気分で近所の山をハイキング。
ところが、なぜか俺は一人だけ。迷子になって見知らぬけものみちを歩いている。
人里はなれた山奥に、一軒家を発見。その家に道をたずねようっと。
俺は一軒家に続く階段を降りていくと、その家の周りには迷彩服にライフルを持
った男達に完全に包囲されていた。そのまま無視して一軒家のドアをたたいたが、
返事はない。鍵も閉まっている。開いている窓から家の中に入った。
家の中にはもろ変質者だぜという感じの男が一人いた。
その男に”迷子になってきた”と言うと、男は俺に襲いかかってきた。
やっぱり思った通りの人だなと思い。
俺”ちよっと待って。家の周りに鉄砲を持った人がたくさんいるよ。僕を殺すな
んていつでもできるでしょ。ほんとかどうか見てきたら。”
男は外の様子を伺いにいった。
その隙に俺は地下室へと続く階段を降りて行った。
地下室に入ると檻があった。檻の中には人問の女のような豹のような生物がおり、
俺めがけて襲いかかってきた。後ろに飛びのいて難を逃れたものの、
危うく餌食となるとこっだった。話しかけてみたが、
”フガー”と興奮して檻から手を伸ばし俺を引っ掻き殺そうとするだけだった。
その隣の檻にはハイキングに来ていたと思われる二人の男女が口と目を
開けたまま身じろぎ一つせず座っていた。話しかけても返事は無く、
生きているのか死んでいるのかわからなかった。
さらにその奥には見てはいけないものが・・・。
ぼんぼん時計と洋服ダンスと便器に遺伝子工学を駆使して地球人を一体化
させたもの。顔はそのままの大きさであるが2頭身にされており、言葉を
喋る事ができる。時計と便器の人は警視庁特捜部の刑事でありタンスの人は
雇われた民間人であった。月の支配者デビルの調査をしていたが捕まってデビルの
貢ぎ物にされてしまったのだ。
・便器のおっちゃんとの契約
俺”六甲の基地を壊したのは僕やで”
おっちゃん”お前が?”
俺”知ってるんか?”
おっちゃん”何故壊したんだ?”
俺”女の子をさらって白い液体(精液)をかけて殺す奴らは許さない”
おっちゃん”そうか・・俺らだって命かけて地球を守ってんねんで”
俺”えっ、そうなの。・・だから助けにきたんやん”
おっちゃん”お前、もしかして救世主?”
俺”そうや”
おっちゃん”気が変わった、俺を殺して持ち霊にしろ、そして貴様とともに戦ってやろうではないか”
俺”いやだよ”
おっちゃん”いいから殺せ、お前のような子供に何ができる”
おっちゃん”俺が命をかけて貴様を救ってやろうというのに、貴様それでも日本男児か”
おっちゃん”俺を持ち霊にしろ”
俺”餅礼ってなに?”
おっちゃん”そんなこともわからんのか”
おっちゃん”貴様それでも救世主か?いやそんなはずは・・”
おっちゃん”いいか坊主、今、世の中は無茶苦茶になっている。わかるな”
俺”うん”
おっちゃん”どんな風に滅茶苦茶なのか言ってみろ”
俺”おばけがいっぱい”
おっちゃん”そうか・・、決めた”
おっちゃん”貴様はこの滅茶苦茶な世の中を平和で誰もが幸せに暮らせる世の中にするか(怒)”
おっちゃん”俺と契約しろ”
俺”けいやくってなに?”
おっちゃん”いいから俺を殺せ!そして契約だ、平和で誰もが幸せに暮らせる世の中にしなかったときはお前の命をもらう”
俺”いやだよ”
おっちゃん”じゃー貴様はここで死ぬことになる。いや必ずわしが貴様を殺す。”
おっちゃん”ここで死ぬか、契約するか、二つに一つだ。殺されたいか!”
おっちゃんは呪文を唱え始めた。
そして俺は契約した。おっちゃんは俺の持ち霊となった。

俺はあまりにものショックをうけて一階へともどった。
そこへ秘密警察の連中が突入してきた。外の様子を見に行った男は
殺されたらしい。俺は現場に設営されたテントで尋問を受けた。
男1”何故あそこにいたんだ”
俺”迷子になって道を聞こうとおもったからです。”
男1”道を聞くのに窓から忍び込むのか?不法侵入で君は立派な犯罪者だ”
俺”えー、僕どうなるの”
男1”死刑だ”
俺”嘘だ、そんなのいやだ”
男1”死刑はいやか?”
俺”いやだ”
男1”今から言う通りにすれば、特別に許してやってもいいぞ”
俺”どうすればいいの”
男1”まず今見聞きした事を誰にも言わないそして全部忘れるんだ”
俺”うん”
男1”それからこれは記憶を無くす薬だ。体に悪い事はないから
においがするまで息を吸うんだぞ。”
男1は男2から透明なシャーレを受け取り俺ににおいを嗅がそうとした。
俺は拒否した。
男1”大丈夫、おじちゃんも吸ってみるから”
男1の顔色はみるみる悪くなっていく。
男1”さ一、早く吸うんだ。でないと君を殺さなくてはいけない”
俺は仕方なくシャーレに入った無色無臭の気体を吸った。
臭いなどまったくしないし何か入っているようにも見えない。
不思議に思って吸い込むと、急激に気分が悪くなり鳴咽した。
すぐさまシャーレを奪い取って壁に投げつけた。
男2”暴れるな”
俺は男2に向かって椅子を投げつけた。男2は気絶した。
俺”だましたなー、嘘吐きー。てめー人がおとなしくしとったら
ちょうーしこきやがって。俺が死んだら人類は滅亡するんだぞ”
その時ものすごい爆発音がした。弾薬が暴発して誘爆したらしい。
兵隊”敵襲か?”
外で兵士達の騒ぐ声がした。
俺”今のは俺がやった。(←口からでまかせ)俺が死んだらお前ら全員地獄行きだ。
ちょっとでもおかしな真似してみろ、ゆるさないぞ”
男1にそう言い残して俺は気を失った。
このとき、俺の持ち霊となったおっちゃんの導きで俺は秘密刑事(おっちゃんの身分を引き継いだ)となった。

・注射ぎらい
気がつくと俺は殺風景な部屋(机と椅子と大きなスクリーンとその両隣に
すりガラスがある)の椅子に座っていた。
部屋には俺に無色無臭の知覚不能な毒ガスを吸うように命令した男1と
30歳前後の男が2人(男2、男3)いた。
男2”気がついたか”
俺”ここは何処?僕は誰?”
男2”注射をするから腕をだせ”
俺”はい”
男2”いい子じゃないか、本当にこいつが暴れたのか”
男1”・・・”
男2”注射は恐くないのか”
俺”怖いけど先生のこと信じてますから”
男2”先生?”
俺”お医者の先生なんでしょ”
男2”そうだよ。痛くても暴れたりしちゃだめだよ”
俺”言う事聞くからお菓子頂戴”
男3”ガムならあるよ”
俺”ガムきらい、シュウクリームとかケーキがいい、チョコでもいいよ”
男3”俺ちょっと買ってきます”
俺”チョコとか言ってゴキブリ食べさせたりしないでね”
男3”ゴキブリ?”
男2”なぜゴキブリを食べさせられると思うの”
俺”ゴキブリ嫌いだから、言ってみただけ”(六甲の秘密基地で禿げ狸が要求してきたことがある。)
男3は買い物にでかけた。男2は俺の腕と同じ位ありそうな注射器を取出して
俺の右腕に突き刺した。注射器の中の液体が半分ほど俺の体内に入ったとき
俺”先生、まだやるの”
男2”我慢しろ”
俺”先生、気分が・・”
俺は床に転げ落ちて気を失った。
・洗脳ルーム
気がつくと真っ暗な部屋にスクリーンだけが光っておりその両横にはとても
眩しい光がハレーション効果を起こしていた。
俺はスクリーンから目をそらした
男2”画面を見ろ”
俺”断る”
男2”自分の立場がわかっているのか”
俺”立場がわかってないのはお前の方だ”
男2は俺に襲いかかってきた。そのとき男2は急に苦しみだして倒れた
俺”お前さ、いい奴かなと思ったけど、大きな間違いだったよ”
男1”・・・・”
俺”いつもこんなことしてるのか”
男1”・・・”
俺”あいつは殺されて当然の人間だ、しかし、子供を攫ってきていいことして
殺すなんて許されるとでも思ってるのか”
男1”いいこと?いいことって何だ”
俺”子供にはわからないことさ。”
男1”わしは知らんぞ”
俺”知らんですむと思ってんのか。てめーの仲間がやってるんだろ、お前も同罪だ”
男1”お前いったい何者だ”
そこへ男3が帰ってきた。部屋の様子を見て驚いている。
俺”この人(男2)が襲ってきたのをこのおじちゃん(男1)が助けてくれたの”
男3”この裏切り者”
男3は腰から銃を抜こうとした、が早いか男1に撃ち抜かれていた。
あまりの早業に俺は”すご一い”と拍手した。
俺”上官殺しは死刑だ。お前は俺と手を組むしかないな”
男1”こいつは上官じゃない”
俺”裏切り者は死刑だ。”
男1”・・・”
俺”人殺しどもの言いなりになるな、改心しろ。それとも俺と勝負するか”
男1”・・・”
俺”まずこの基地を破壊する。自爆スイッチはあるのか”
男1”そんなことしたら我々も死んでしまうぞ”
俺”そりゃ駄目だな・・、ガソリンみたいなものはないのか?”
男1”ちょとまってろ”
俺”それとリストを持ってこい”
男1”何のリストだ”
俺”お前たちがリストの子供を誘拐してるのを知ってるんだぞ”
男1”なんでお前が知ってるんだ”
俺”俺はお前の上官だ”(口からでまかせ、馬鹿の一つ覚え)
男!”ばかな”
俺”いいから言う事を聞け”
男1はガソリンとリストを持ってきた。ガソリンを基地内にばら撒きリスト
に火をつけた。自爆装置にもガソリンをたっぷりかけ基地を脱出した。
ガレージのジープに乗り込み外に出ると、そこは普通の住宅街だった。
俺は自分の家の近くに行くよう指示した。家の近くにて
俺”これから二度と悪いことしないと神に誓え”
男1はナチス式の敬礼をして”悪魔に誓って”といった。
俺”山の中の基地はどうなったんだ”
男1”あれはお前がやったのか?そんなはずはない”
俺”めーとだーんのことか”
男1”メードダーン?…メルトダウンのことか”
俺”メルトダウンっていうのか”
男1は山の中の基地で何が行われていたかあまり知らないようなので
色々教えてやった。
男1”お前クローンか?”
俺”クローン?クローンてなんだ”
男1”知らん方がいいぞ”
俺”そのようだな、これは思い出しちゃ駄目なんだ”
男1”お前が救世主なら何故支配者として生まれてこなかったんだ”
俺”一番下の位が一番上になることがすべての人が救世主になれるという
証になるからだ”
男1”しかしクローンが救世主とは”
俺”俺の言う事を信じるのか信じないのかどっちだ”
男1”今は決められない”
俺”ふっ、それが賢い”
俺”俺は宇宙人と言う事にしろ。そうすればお前は答められる事はないだろう
それからお前は組織に残り悪い事をするのを止めさせるんだ。それ以外にお前
が地獄に落ちるのを避ける方法はない”
俺”俺は今回の記憶はすべて消す。お前の記憶も消してやろうか”
男1”断る”
俺”死ぬなよ”
そして二人は別れた。
俺の持つ特異能力マインドコントロール。自分や他人の記憶を消したり、偽の記憶を植えつけたりできる能力。この能力を持っている超能力者はこの銀河に俺以外にも複数いたのである。