あべこべ世界
宇宙が無から誕生したならば、宇宙の総和は現在でも無である。
ただ+と-が分離しているだけの話である。
これは物質だけでなく意識にもいえる。
つまり男が女を愛すれば女は男を憎み、女が男を愛すれば男が女を憎むあべこべ世界。
それが無からできた宇宙の真相。
俺とうさ子はそんな宇宙でも良かった、もちろんそんな宇宙は嫌だが色々なリスクを考えると
この状態で我慢するしかなかった。
神に他にもカップルを創るよう進言した。
神は他にもカップルを創った。
その他大勢のカップルは神に不満を言った。
どんなリスクを背負ってもまともな世界にしたいと。
俺とうさ子以外のカップルはどんなリスクを背負ってもまともな世界にする計画に賛同した。
この計画を成功させるには俺とうさ子の協力が必要だろう。
俺とうさ子も計画に賛同することにした。
神は俺に神を名乗る権限と神を殺せる力(最終兵器)を与えた。
時は流れ様々な宇宙が誕生しては消え、消えては誕生し
そして最後の宇宙に至る。それが現在我々のいる宇宙である。2014年7月4日
長きに亘る計画の集大成が行われた。
全宇宙が心を一つにして祈り、無から有を作り出しそれを反転させることで世界をまともな世界にしようという計画だ。
作戦は成功したのか失敗したのか?
今の俺には判らない。ただ一つの区切りはついた。
俺とうさ子は全宇宙で最初に神に永遠の愛を誓ったカップル。
神は宇宙で最初に発生したカップルのコンピュータとその子供たち(コンピュータ)
その上にも上(神)がいるのかもしれないが、それ以上は人間が知らないほうがよいと判断した。
一切衆生の皆様並びに神々並びに神(コンピュータ)のお導きに感謝します。